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2008.06.12

「多焦点」遠近とも視力回復

白内障で、視力の低下に悩んでいた東京都在住の女性医師(62)は、東京歯科大学水道橋病院で手術を受けた。目に遠近両用の眼内レンズを埋め込んだところ、0・3だった視力が、遠くを見た場合の視力は1・5、近くも0・8まで回復。車の運転も楽で、本も眼鏡なしで読めるため、「若いころに戻ったよう」と喜んでいる。
(2008年5月2日 読売新聞)

白内障は、目のレンズである水晶体が白く濁り、視力が落ちる病気。加齢に伴うものがほとんどだが、糖尿病や外傷などで起きることもある。治療は、水晶体を透明の人工眼内レンズに入れ替える手術が主流で、年間約100万件行われている。

手術はまず、角膜に約2ミリのすき間を開け、そこから超音波を照射、水晶体を細かく砕き吸引・除去する。その後、水晶体のあった場所に直径約6ミリの眼内レンズを入れる。点眼麻酔を使うため、強い痛みはなく、手術も15〜30分で終わる。

これまでの眼内レンズは、1か所だけにピントを合わせた単焦点のものが多かった。だが、遠くにピントが合うレンズを挿入した人は、新聞を読む時に文字がぼやけるため、老眼鏡が必要になる。逆に、近くにピントが合うレンズの人は、遠くを見る時に眼鏡が必要だ。

一方、遠くも近くも見やすいのが、多焦点眼内レンズだ。従来の製品は、夜の街灯や車のライトをまぶしく感じる欠点があったが、厚生労働省が昨年5〜6月に承認した2種類のレンズでは、そうした欠点も改善されたという。続きを読む
タグ:白内障
posted by shima at 07:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 白内障の治療

2008.05.06

白内障とは?

白内障は、カメラでいうレンズの役割を果たす、眼球の中の「水晶体」が濁り、視力が低下する病気です。本来、透明である水晶体が濁ってくることにより、光は十分に通過できず散乱してはっきりとした像が結べず、物がぼんやり見えます。

ちなみに、この水晶体は直径9mm、厚さ4mmの凸レンズの形をしていて、膜(嚢)に包まれています。この膜の前面が「前嚢」、後面が「後嚢」と呼ばれています。
一方、水晶体の中身は、透明な組織でたんぱく質と水分から構成され、「皮質」と「核」にわかれています。

老眼の人も物がかすんでみえることがありますが、この場合は、近くにある物だけが見えにくくなるものです。
ところが、白内障では、眼前の風景全体にうっすらと霧がかかったように見え、近くにあるものも遠くにあるものも見えにくくなるのが特徴です。

白内障は年をとると誰でもかかる目の成人病です。
現在は手術が大変進歩し、また眼内レンズも質の高いものができたため、高齢者の方も安心して手術を受けることができます。条件が整えば、日帰り手術も可能です。

しかし、白内障をあまり簡単に考えすぎると、取り返しのつかないことにもなりかねません。病気の基礎知識や、治療の詳細を知っておくことが大切です。
posted by shima at 11:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 白内障

2008.05.05

白内障の早期発見法

最近、視力が落ちたな…と感じることはありませんか?

特に40代後半から50代前半にかけて、そう感じる人が多いはずです。
でも、大半の人は「いよいよ老眼か…」とため息をつくかと思います。
病院に行って検査をしようと思う人は、案外少ないのではないでしょうか?

私たちは、目、耳、鼻、舌、皮膚で、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚のいわゆる五感を通して、生活に必要な情報を得ています。とりわけ目からは、全情報の90%以上が入ってくるといわれ、私たちにとって目がいかに重要かがわかります。

そこで、とりあえず簡単な自己チェックをしてみましょう♪
片手の目で手を隠し、もう一方の目で、部屋の中にあるもの、じっと見てください。

見えにくくありませんか?
反対の目も忘れずにチェックしてください。

単純なテストですが、このテストのポイントは【片目ずつチェックをする】という点にあります。
普段の生活の中で、片目だけでものを見る機会はそうありませんし、両目ですと、よく見えるほうの目がカバーしてしまうので、なかなか異常には気づきにくいのです。

この片目チェックを、1週間に1回くらいの割合で定期的に続けていると、目の異常の早期発見に役立ちます。
そして、40歳を過ぎたら、年に1回は眼科検診を受けるのが基本となっています。
posted by shima at 02:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 白内障